「信頼されるスポーツ指導者」研修シリーズ Vol.1 導入講座
2023年1月15日(日)開催
UNIVAS支援事業に採択された
青山学院大学CASプロジェクト
UNIVAS(一般社団法人大学スポーツ協会)は、「大学スポーツの振興」と「大学スポーツによる地域振興」とを総合的に支援する「感動する大学スポーツ総合支援事業」を推進しています。
青山学院大学の「これからの社会を担うスポーツ指導者育成システム開発」(通称:CASプロジェクト)は、2020年度に続き2022年度も「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」に採択されました。
CASプロジェクトは、キャンパスがある渋谷区、相模原市等の自治体と連携し、大学スポーツによる地域課題解決の実証事業として推進していきます。
(※CAS=Community Activator with Sports)
青山学院大学CASプロジェクトの
趣旨と目的
CASプロジェクトは、これまでの本学におけるスポーツ部活動や教育機会を通じた人材育成と地域社会貢献への取り組みの実績を生かし、「信頼されるスポーツ指導者が我が国のスポーツを変える」をスローガンに、直面する課題である中学校部活動の地域移行に不可欠な「地域スポーツ指導者」の育成を行い、今後の全国レベルでの運動部活動地域移行のモデルとなることと同時に、スポーツの素晴らしさを伝える「伝道者」を全国に広めることで、将来的にスポーツに親しむ人口を増加させることを目指すものです。
Q.なぜ青山学院大学がこのような事業を実施するのか?
青山学院大学はスポーツ系の学部を持たない大学です。だからこそ、既存の枠組みに捉われない新たなスポーツ指導者像を描けると考えました。様々なバックグラウンドを持つ教職員が行政や産業界と連携し、これからの社会に必要な、信頼できる、多機能なスポーツ指導者を育成します。本学のスクールモットーである「地の塩・世の光」を体現する「サーバント・リーダーシップ」を有するスポーツ指導者が、スポーツを通じて、これからの社会を支えると信じているからです。
Q.具体的にはどのようなスポーツ指導者を育成しようとしているのか?
一般的にサーバントリーダーシップとは「リーダーはまず相手に奉仕し、その後相手を導くもの」という考えです。そこでは指導者と教えられるものの間の信頼関係が重要になります。信頼されるためには、相手に納得してもらうためのコミュニケーション能力や論理的な考え方が必要です。私たちはスポーツ指導者に単にスポーツの技能を向上させる能力だけを求めてはいません。教えられる者の心身を健やかにし、スポーツを通じて、社会に貢献できる非認知能力–「自分と向き合う力」、「自分を高める力」、「他者とつながる力」を取得することを支援する能力こそがもっとも重要と考えています。
青山学院大学CASプロジェクト
事業全体像
CASプロジェクトは、社会に信頼されるスポーツ指導者を育成するシステムを開発するプロジェクトです。研修プログラムを開発、実施するとともに、スポーツイベントを通じて地域・社会と連携しながら、スポーツ指導者像の最適化を行っていきます。将来的には、研修事業をパッケージ化し、全国各地でより多くの指導者を生み出す仕組みを作ります。
2022年度の活動目標
お問い合わせ先
庶務部社会連携課:
agu-socialcoop@aoyamagakuin.jp
青山学院大学
スポーツ健康イノベーションプロジェクト:
https://aospoino.aguscp.jp/